Dragon Age: Inquisition について
ドラゴンエイジとは 、今回紹介する ドラゴンエイジインクイジションは、2014年11月18日にEA(開発:バイオウェア)が発売したアクションアドベンチャーゲーム、シリーズ三作目となる。プレイヤーは、自分の分身となる主人公アバターを性別や種族や職業など選び、好みのキャラクターを作り
中世ヨーロッパファンタジーの世界を舞台に、世界の危機に対峙し、共に戦う同士と出会い、様々な決断を行い、プレイヤーが望む、勢力図を作っていける興味深い内容となっている。
ドラゴンエイジとは そのストーリー
セダス大陸に突如、時空の裂け目が現れ、そこから現れる魔物により、セダス大陸は危機に陥っていた。
その裂け目から現れ、気を失っていた主人公は、審問会のカサンドラらに助けられる。
主人公は左手に不思議な印を持っており、これにより魔物の出現する裂け目を封印する力を持っていた。しかし主人公は何故、自分がそのような力を持ったのかは記憶になかった。
人々から奇異の目に晒され、救世主であるとか、魔物の仲間ではないかと様々な疑いがかけられていたが
主人公は各地の裂け目を封印する使命を抱き、審問会のメンバーと行動し疑義を晴らしていくと次第に審問会の指導者として人々に賛辞の眼差しを贈られる存在となるなだった。
ドラゴンエイジ 楽しい・面白い点
- ダンジョンの探索
- キャラクターとの親密度
- 選択肢によって展開が変わる
- 主人公作成と成長要素
ダンジョンの探索
オーレイ、フェレルデンの二つの大きなエリアで、砂漠や沼地、森林など様々なダンジョンが待ち受ける。プレイヤーは部下を派遣してミッションをこなしたり、自ら仲間を引き連れ探索し勢力図を広げ、経験値を稼ぎ審問会パークを行い組織を強固にしていく。
キャラクターとの親密度
本作は、最大9人の同胞を審問会に迎えることができる。見た目の好きなキャラクターでパーティーを組むのも良いし、戦闘の戦略重視でも好きなキャラクターを迎え入れよう。
選択肢によって展開が変わる
プレイヤーの選択肢によって、物語に影響を与える。誰を仲間にするのか、捕虜とするのか、捉えた者の生死の決定など、重要な決定やキャラクターとの親密度に関わるものまで様々な決断を迫られる。正解不正解はない、プレイヤーの感じるままに悩んで決めるのが大切だ。
主人公作成と成長要素
種族は人間、エルフ、ドワーフ、クナリ族の4種類から選択可能。 クラスはローグ(二刀流)、ローグ(射手)、戦士(両手持ち武器)、武器と盾、魔道士の5タイプから選ぶことになる。クラスによって様々な武具が用意されておりカスタマイズが可能だ。
ドラゴンエイジの
つまらない・面白くない点
- 達成感が希薄
- システムがわかりにくい
- 戦闘がつまらなくなる
- 日本語音声がない
達成感が希薄
ゲームでは、様々なメイン、サイドクエストが仕掛けられているが、それらを達成した際の演出や報酬に達成感を感じづらく、目的も分かりづらい。
例えば、サイドクエストで食糧を集めるクエストを達成したとしても、簡単なテキストでクエストを達成した通知が入るのみ
また、キャンプ場などスポットを発見した場合も、勢力アップなどの表示のみで、それがゲーム内で具体的にどのように影響しているのかも分からず、実感が持てない。
かつて、任天堂の宮本茂氏が、ゲーム内で達成した際に、プレイヤーをしっかり誉め讃えることが大切だと述べていたが、それらが圧倒的に足りていない。
システムがわかりにくい
UIいわゆるユーザーインターフェースが、わかりにくい。
まず、プレイステーション版では、決定ボタンが×ボタン、キャンセルが◯ボタンと日本人が慣れている仕様とは逆。
システム画面の操作性、キャラクターや武器のカスタマイズなど様々な点でUIがわかりにくく、それを選択実行することで、何がどうなったのか分かりづらい、ストレスの溜まる仕様となっている。
それらが理解できれば楽しいゲームになるのだが、受け身のプレイヤーには、ゲーム全体を余計に難解に感じさせてしまうだろう。
戦闘がつまらなくなる
自分の作成した主人公以外にも、シミュレーションRPGのように仲間に指示をしたり、直接動かしてアクションゲームのように戦闘することができる。しかし、ゲームのほとんどの時間(クリアまで約100時間越え)は、探索、戦闘に費やされる為、戦闘は次第に飽き、味方には自動で戦わせ、プレイヤーは、ただひたすらR2ボタンで攻撃することに落ち着く。
日本語音声がない
キャラクターは、道中で会話をお互いにしてくれるのだが、英語なので字幕を読みながら遊ぶとゲーム内の専門用語なども多く内容がよくわからない。ご覧のようにPS版は字幕も小さく読みにくい。
それらを踏まえて
ドラゴンエイジ インクイジョン には
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本作は、スカイリム風の世界観と奥深いシステムで高評価、神ゲーに推す声もあります。
筆者は当時は、選択肢で展開が変わっていく仕様をとても面白く感じました。この選択肢ならどのように展開するのだろう?など悩んだりするのが面白かったですね。
次回作『ドラゴンエイジ ヴェイルの守護者』も発売が予定されていますが、このゲームは、探究心が湧かないと面白さを理解しづらい面があるので、本作でどんなゲームなのか?自分に合うか? などお試しにも丁度いいゲームとなっています。中古で安くなっていいるのでぜひ遊んでみてください。
過去作のプレイ状況を引き継げるドラゴンエイジキープが、次回作にも実装されれば、本作のプレイ時間も無駄にならないので嬉しいですね。