蘇る葛葉ライドウ
ライドウリマスターは面白いのか? 本作は、架空の大正時代を舞台に、探偵ドラマと召喚バトルが展開するアトラスの人気シリーズ。その第一作「デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団」のリマスター版である。
筆者は、オリジナルを遊んだことがなかったのだが、リマスター版は色々と現代版にブラッシュアップされており、感想の結論は、テンポよく遊べる点が魅力の一つで、手軽さと奥深さを備えた取っ付きやすいメガテン系譜の作品だと感じた。
ライドウ ストーリー
探偵業を営む鳴海とライドウの下に、一人の少女が奇妙な依頼を持ち込む。しかし、少女は依頼の真意を告げぬまま、何者かに誘拐されてしまう。事件を追うライドウたちの眼前に立ちはだかったものは……。十四代目「葛葉ライドウ」の名を受け継いだ悪魔召喚師が、帝都の怪異を解き明かす。
ライドウ 面白い・楽しい点
- 大正時代の世界観
- 仲魔がサクサク増える
- テンポが良い
大正時代の世界観
大正時代を描いた作品で記憶に残るのは、サクラ対戦ではないだろうか、明治の文明開花から、大正浪漫と呼ばれる西洋文化が日本に浸透してきた華やかさと、関東大震災、激動の昭和の前触れ大正という時代を表現した作品は少ない。
ライドウリマスターは、大正時代の街並みやファッションなどゲームの中に上手く表現されており、悪魔や召喚といったSFとしてのアートワークも魅力的だ。
仲魔がサクサク増える
アトラスといえば、女神転生、デビルサマナー、ペルソナシリーズなど悪魔を題材にした作品が看板だ。悪魔をスカウトしたり合体して仲魔として戦力アップすることも魅力の一つで、シリーズの根幹となるシステムだが
ライドウもそれらの要素を引き継いでいる。筆者的にはライドウリマスターの方が、悪魔と会話をして機嫌をとらなねばならない他のシリーズよりも、ライドウは主人公のレベルが悪魔を上回っていればアクションボタンの入力のみで仲魔にできるのでサクサク進む印象を受けた。
悪魔合体も逆引き合体や仲間の登録など、痒いところに手が届く仕様となっており、手軽に強い仲魔を育てることができるのは、時間のない人には嬉しい。
テンポが良い
ペルソナシリーズは、非常に遊びごたえのあるボリュームで100時間以上は、遊べるようになっているが、しかしサクッと遊びたいプレイヤーには、長すぎるという意見もあるが
ライドウは、物語のエピソードがチャプターで分けられており、どの程度話が進んでいるか分かりやすく、1話も長くなく丁度いい、時間がないプレイヤーに取っ付きやすいアトラスゲームといえる。
戦闘においても、アクション方式バトルにより、一回の戦闘も短めとなっておりテンポ良く進めることができる。
ライドウ つまらない・面白くない点
- アクション式バトルは好みが分かれる
- 古臭さは否めない
- ストーリーがもう一押し欲しい
アクション式バトルは好みが分かれる
アクションバトルは、ゲームテンポを良くする点には貢献しているが、アクションが苦手やじっくり考えたい思考型プレイヤーには不評かもしれない。
プレイヤーは、自分が操作する主人公に注視せざるを得ないので、せっかく育てた仲魔の動きや仲魔の能力が活かされているのか判断がしにくい。
アクションそのものも、デビルメイクライやゴッドオブウォーのようなタイプのようなゲームほどアクションに特化されておらず、大味なアクションとなっている。もちろん見方を変えれば遊びやすいとも言えるが。
古臭さは否めない
本作はプレステ2で発売されたライドウのリマスターで綺麗になっているとはいえ、ベースはやはり古いゲームなので、UIやグラフィックの造形には古臭さは否めない。
当時を知っていて懐かしむプレイヤーには、それもノスタルジーや味として喜んで受け入れられるかもしれないが、新規のプレイヤーには中途半端な印象を与えるかもしれないのはバランスよく取り方として難しいところだろう。
ストーリーがもう一押し欲しい
ストーリーは1話ごとにチャプターで区切られており、サクサクと遊びやすいのだが、話としては他の作品でもありがちな内容で展開が予想しやすい。
ペルソナのような、重厚な物語どではいかなくとも、もう少し意外性のある内容を期待したかった。とは言え20年以上も昔の作品となれば、当時としては意外性のある展開だったのかもしれないが、今の時代において、今更、色々と焼き回しされた展開だったのも否めない。
それらを踏まえて
ライドウリマスター超力兵団奇譚
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プレステやSwitchなど様々なハードで、遊ぶことができるのでぜひ一度遊んでみると良いと思います。筆者はプレステ版で大画面で遊んでいたのですが、Switchの携帯モードが快適でグラフィックの丁度いい画面サイズだと感じました。
















