FIFAに復帰
FIFA2020とウイイレ2020の面白さの比較 。 筆者は 2020からウイイレに乗り換えて遊んでいた。
ひと通り遊んで飽きた頃合いにPSストアで FIFA2020 がセールで安く遊べたので再度 FIFA に戻ってきた。
FIFA2020とウイイレ2020の面白さの比較
どちらが面白いか結論としては、筆者はウイイレ2020の方が面白かった。(2020では最初にウイイレを購入したことも理由としてある)
ウイイレ のグラフィック に慣れてくると FIFA は日本語実況なども含めて 盛り上がり に欠けて寂しく感じた。
ウイイレ の ジョンカビラ 氏の実況は、熱が入っていたり、北澤豪 氏の専門的な解説は、FIFAに無い大きな魅力。
しかしゲームの中身や 操作の細かさ は FIFAの方が遥かに上回る と感じた。
収録チーム数はウイイレに無い魅力であり熱狂的サッカー好きには FIFA一択 になりうる大きなアドバンテージ。
FIFA2020の面白い点
- チーム数
- 細かな設定
- 豊富な操作
- ユーザー数
- 豊富なゲームモード
チーム数
FIFAシリーズの最大の売りのチーム数。
本作は 世界30 の リーグ と 700以上のチーム 1万7,000人以上 の 実名選手 を収録。個人的には、中国や韓国、ウクライナやチェコなど使用しないクラブが沢山あっても特に嬉しくないのだが、Jリーグがある点は嬉しい。
(ウイイレ2020ではイニエスタ選手をアドバイザーに迎えているが、ヴィッセル神戸が使えないのは如何なものか)
細かな設定
FIFAでは、ゲームスピード、ゲーム視点、パスなど操作アシストの有無やセミアシストなどの設定、選手の名前などの表示設定など、様々なプレイヤーの好みに合わせてカスタマイズ変更ができる。
豊富な操作
FIFAのゲーム操作は、浮き玉パス、ちょっと浮き玉、強いパス、とても強いパス、低空シュート、コントロールシュート、弾丸シュート、足裏でのボールタッチ、様々なアクロバティックなフェイントなど
正に選手の細かな動き全てをコントローラーを駆使して再現でき、プレイヤーはあたかも選手になったが如く選手を操れる爽快感がある。
CPUのオフザボールの動きもウイイレより積極的。
ユーザー数
FIFAユーザーは全世界に存在しており、ウイイレは主に日本国内。
ネット対戦などを考えると、上級者、初心者などの母数が多く同レベルの対戦相手も多く新規参入がしやすい。
ユーザー数も世界中に存在するので、過疎化する迄の時間はウイイレより長く、長期間遊べる作品である。
豊富なゲームモード
はっきり言ってウイイレとゲームモードは大差はない、しかし本作FIFA2020は、ウイイレに無いフットサルのようなストリートサッカーモードで差をつけている。
ウイイレの My club (マイクラブ )に相当する、FIFAアルティメットカードFUTは、ライセンスの多さを生かし、カードの多さでウイイレに差をつけている。
FIFA2020のつまらない・面白くない点
- 設定がわかりにくい
- グラフィックが見劣りする
- Jリーグ選手の能力が全体的に低い
- 前作と代わり映えしない
設定がわかりにくい
設定できる選択肢が多いのは、裏を返せば選べないよくわからないに行き着く。
例えば、各種パスのアシスト設定の有無、アシスト設定を使うとフェアじゃないのか?アシストを使うことで不利になることがあるのか?ゲームスピードなど、他のプレイヤーはどうしてるの?などの疑問が多々湧いてくる。
ゲーム序盤に最初から設定されているFIFAアシストなる機能があるのだが、これは試合中に選手の頭上にパスやシュートのコマンドが常に表示される初心者用の親切設計。
しかし、鬱陶しいので消したいと思った時、どこで消すのかもわからないからネットで調べるしかない。このように細かい設定でストレスの溜まることが様々ある。
グラフィックが見劣りする
相変わらず全体的にアジア人選手の顔が似てる似ていない以前の問題で作りが雑、スペインでも話題の久保建英 選手の固有フェイスも無しなど含めて、日本人選手、マイナー選手のグラフィックが手抜き。
ウイイレの方がグラフィックの作りが丁寧だ。
Jリーグ選手の能力が全体的に低い
Jリーグに所属すると、ワールドクラスの選手も並みの選手になる。
例えば、イニエスタ選手は総合値82(Vissel 神戸在籍 Ver.)バルサ時代なら90は超える選手、体力的に衰えたとはいえ、未だテクニックは錆びついていない、もう少し総合値は上だと思うのだが。
そして、現役ベルギー代表のCBフェルマーレン選手の総合値77
さすがにこれはベルギー代表としてありえない数値。
総合値77では、FIFAランク1位のベルギー代表には招集されませんよ。
その他、日本代表クラスの選手も70から80の総合値。(ウイイレも日本人は基本低め)
アジア人やJリーグなどのマイナーリーグを過小評価しているように思う。
前作と代わり映えしない
FIFAに戻って来て多少の追加要素はあったが全体的にあまり進化は感じられず、前作と代わり映えしないように思う。
実況解説やグラフィックは、ほぼ前作と同じ移籍だけ反映。
それなら新モードのみDLコンテンツにして、毎年同じソフトを移籍と新選手のみアップデートすれば十分な内容のような気がする。
EAのビジネスとしての旨味は減るが。
それらを踏まえて
FIFA2020には星3を贈ろう
ウイイレかFIFAどちらか選べと言われたら、自分のやりたいサッカーがどちらのゲームに向いているかも大事です。
例えばウイイレではパスズレが多く、ポゼッションサッカーを追求するのは、ちょっと難しく感じます。(できないわけではないが)ボールを取られないように踏ん張る、溜めが重要で、フィジカルを活かしたカウンターが強い印象。(ラグビーと揶揄されていますね)
FIFAはパスの種類の多さや、AIのオフザボールの動きで、まだFIFAの方がポゼッションをやりやすいですね。ポゼッション志向の筆者はネット対戦ではFIFAは勝ち越し、ウイイレは負け越してます。
戦術にこだわりがなければ、直感で良いと思った方を選べば良いでしょう。
1年で2つもサッカーゲームを遊ぶ必要は筆者は感じませんし、それなら他のゲームを遊んだ方が有意義です。
既にFIFAかウイイレで技術が身についていて、尚且つネット対戦の勝ち負けにこだわるなら、余程の不満がない限り、わざわざ乗り換えないほうがいいでしょう。(複雑な操作を覚えるのも大変、ストレスが溜まること間違いなし)
筆者は、2020では最初にウイイレを選んだので、2020年のサッカーゲームは、ウイイレでお腹一杯です。FIFAを最初に選んだ人は、FIFAでお腹一杯になるまで遊べば良いと思います。どちらも同じくらいの熱量で遊べます。