ペルソナ2罪の世界観に魅せられて

ペルソナ2罪は面白い。本作はアトラスが生み出したダイヤモンドの原石のような作品。

アトラスはペルソナ2罪（発売日 1999年6月24日）以前は女神転生シリーズをはじめ、万人受けはしないマニア的な色合いの濃い作品作りに定評のある開発会社だった。

その世界観は悪魔や人のダークな一面にスポットを当て主観視点のダンジョンなど、純粋な子供を寄せ付けないような作風だったが、

悪魔絵師と名高いイラストレーターの金子一馬氏が描くキャラクターで彩られた世界を（サブキャラクター副島成記氏）プロデューサーの岡田耕始氏がまとめあげ、

独特な世界観でオカルトマニアの心を掴んでいた。

ペルソナ2罪は王道のRPG的な要素も上手く取り入れつつ、アトラスの邪悪でオカルトチックなエッセンスも絶妙に取り入れられた、

作品として評価され、後のペルソナシリーズの礎となる作品となった。

実は筆者は当時アトラス好きの友達に勧められ購入したがペルソナ1 はクリアできなかった。

他にもセガサターンのデビルサマナーも勧められたが同様にクリアできなかった。

世界観は好きだったのだが、クリアできずヤキモキしていたが、初めてクリアできたアトラスのゲームがペルソナ2罪だったのだ。

ペルソナ2罪は面白い
そのストーリー

物語の舞台は、人口128万人の政令指定都市「珠閒瑠市」

主人公が通う七姉妹学園高校 (通称「セブンス」)では、カッコイイ系の男子が多いと評判の学校で、その校章やエンブレムを持ち歩くことは、他校生の間でも一種のステイタスであった。

しかし、いつの頃からか街では「セブンスのエンブレムは〈呪いの紋章〉で、身につけていると容貌が破壊される」という噂が広まっていた。

そして、その不吉な噂が現実になる。

それをきっかけに、街では次々と噂が現実になる奇妙な現象が発生する。

噂が現実になる街で、プレイヤーは街の人々から噂を仕入れ、葛葉探偵事務所に噂を広める依頼することで、自分達の都合のよい噂を実現することができ、ゲームを進める上で重要な要素となる。

など、様々な噂を流すことができる。

ペルソナ2罪のメインキャスト

周坊達哉（声子安武人） ｜七姉妹学園に通うミステリアスな青年で刑事の兄がいる。栄吉との揉め事でペルソナヴォルカヌスを覚醒する
天野舞耶（声矢島晶子）｜キスメット出版で働く雑誌月刊クーレストの記者。七姉妹学園で高校生な噂について取材に訪れる。その際に悪魔に襲われペルソナマイアを召喚し主人公達を助ける
リサ・シルバーマン（声小西寛子）｜七姉妹学園2-Cの生徒、日本語がペラペラの生粋の白人。カンフーが好きで。自称セブンス1イケてる女子校生。栄吉との揉め事でペルソナエロスを覚醒する
三科栄吉（声鳥海浩輔）｜春日山高校の番長でバンドのボーカルを務める。通称ミッシェル、ナルシストで正義感が強く仲間思いで父親には逆らえない可愛らしい一面がある。実家は寿司屋。ひょんなことから七姉妹学園新聞部のハナジーを人質に達哉を呼び出す。その際ペルソナラダマンティスを覚醒する
黛ゆきの（声半場友恵）｜舞耶の相棒の姉御肌のカメラマン見習い。カメラマンの藤井を師事している。エルミン学園を卒業しアルバイトをしながらカメラ系の専門学校に通う。ペルソナヴェスタを操る

ペルソナ2罪のサブキャスト