ドラゴンクエスト8 は つまらない という声は聞かないほどのシリーズ屈指の名作
ドラクエ8は面白い ? つまらない? 結論から言うと 相当に面白い ドラクエと言える。ドラクエ8が つまらない という声は 発売当時から ドラクエファン や筆者の周りでは 聞いたことがない。
個人的には ドラクエ5 と同じくらいハマった作品で 世界観 の インパクトは1番。
ファミコン から スーパーファミコン にプラットフォームを移した ドラクエ5 では、表現の広がりに驚かされた。初代 PlayStation で 3Dになったドラクエ7 も然り。
PlayStation2で発売されたドラクエ8の驚きはそれらを上回っていた。
鳥山明氏の絵のままのドラクエの世界が広がる衝撃は、筆者だけではなかったはずだ。
ドラクエの歴史はハードの進化の歴史とリンクする。 ハードメーカーは いかに ドラクエ と FF を自社 ハード に呼び込むかが 勝敗の鍵だった。
そして 任天堂 から SONY に 王座 は移り 暫くは続くのだった。当時 PlayStation2 史上最高売上 を記録。(のちに Nintendo 3DS や 携帯端末へ移植)
(DRAGON QUEST Ⅷ 発売日:エニックスから2004年11月27日 開発:レベルファイブ 堀井雄二 キャラクター:鳥山明 音楽:杉山こういち 世界売上:490万本以上)
ドラクエ8は面白い そのストーリー
古の伝説に語られし、ひとふりの杖。その杖に封印されたら邪悪なるちからを解き放つ者、彼の名はドルマゲス。封印から目覚めし呪いの力によって、時を止められた一つの王国があった。今、王国の若き兵士が旅立つ。
ドラクエ8の最高に楽しい・面白い点
- ドラクエ8で実現したドラクエの真の世界観
- ドラクエ8でも健在の寄り道要素
- ドラクエ8は戦闘が楽しい
- ドラクエ8はキャラクターが魅力的
- ゼシカのお色気要素が楽しみ
- DQ8のクリア後の楽しみ などが良い点としてあげられる。
ドラクエ8で実現したドラクエの真の世界観

今までのドラクエは マップやダンジョン 町や村 城はそれぞれ独立して存在していた。町から出ると2D の マップが広がり そこを歩いて 城やダンジョン の アイコン に触れて 中に入る。
ドラクエ8は今現在 皆さんが プレイ しているような オープンワールド のような世界 ドラクエの世界観 を見たままの 空間を旅 できる初めての作品。
DQ10を経てDQ11で完成形へと昇華される、その礎となったタイトル。広大な世界を読み込みが気になることなく、見て回れ、世界観に浸れる、多くのドラクエユーザーは胸を躍らせた。
この素晴らしい ドラクエの世界で きっとお気に入り スポット を見つけられるだろう。筆者は サザンピーク での 怠け者王子 とのエピソード がお気に入りだ。
ドラクエ8でも健在の寄り道要素

本編そっちのけで熱中できる 寄り道要素 も健在、ドラクエお馴染みの カジノ から、モンスターを仲間にしてた闘わせて 競う バトルロード。
錬金釜 での 錬金 による レシピ探し アイテム作り。 メダル王女の 小さなメダル集め。 キラーパンサー を馬代わりにできる ラパンハウス での バウムレンの鈴 のイベントなど盛りだくさん。
ドラクエ8は戦闘が楽しい
過去作に無かった新要素のテンション。テンションを溜めると能力の底上げができる。溜めている間は無防備だが、キャラクターの能力を組み合わせ、溜めている最中の仲間を守ったり、戦略的に闘うことができる。
仲間にしたモンスターを通常の戦闘で闘わせたり、強力なモンスター必殺技・合体技などを探すのも楽しい、鍛えたモンスターはバトルロードで使って強敵を撃破、優勝を目指そう。
ドラクエ8はキャラクターが魅力的
- 主人公
- ヤンガス
- ゼシカ
- ククール
- トロデ
- 主人公|呪いから国を救うため旅立った青年。兵士として仕えていた城が、邪悪な呪いによって滅んでしまい、ただ一人難を逃れた。呪いを解くためドルマゲスを追って旅をしている。
- ヤンガス|主人公を兄貴と慕う元山賊。地元では乱暴者として有名な元山賊だが、人情には人一倍厚い。あることをきっかけに主人公を慕うようになる。
- ゼシカ|瞳に強い意志を宿すお嬢様。名家の娘で魔法使いのタマゴ。勝気な性格で行動力もあるが、いったん思い込むと周囲が見えなくなる。
- ククール|美しくも型破りな聖堂騎士。神学と武術に秀でたエリート僧の集団「聖堂騎士団」の一員で神官の呪文と武術を使いこなす。神に仕える身でありながら女遊びやギャンブルが好きな問題児。
- トロデ|人か魔物か?謎の同行者。主人公と一緒に旅をしている謎の生き物。不気味な魔物のような姿だが、とても博識で人間の言葉を話す。その振る舞いはまるで主人公達の主のようでもある。
- 他
ゼシカのお色気要素が楽しみ
- 踊り子の服
- 魔法のビキニ
- バニーガール
本作では、過去作に無かった装備によって見た目が変わる衣装チェンジが一部である。
中でも、ドラクエシリーズ定番のお色気要素をゼシカの衣装で楽しむことができる。踊り子の服や魔法のビキニ、バニーガールなど性能よりも見た目で選ぶプレイヤーも沢山いそうだ。
DQ8のクリア後の楽しみ

クリア後の真のボスも見所の1つ、竜の試練を乗り越えて最強の竜神王を倒して真のエンディングを目撃しよう。真のエンディングは分岐要素があるので、どんなエンディングを選ぶかはお楽しみ。
ドラクエ8の
ちょっと面白くない・つまらない点
- DQ8はラスボスにあまり魅力を感じない
- 好みが分かれる武器スキルによる成長要素
- DQ8は現役コンシューマー機での復刻版がない
DQ8はラスボスにあまり魅力を感じない

DQ8では、ドルマゲスという個性的で憎たらしい悪役が序盤から登場するのだが、印象が強すぎてラスボスを喰ってしまっていると言っても過言ではない。
個人的にFF6のケフカを連想するキャラクターだが、ラストまでドルマゲスの悪役ぶりが見たかった。
しかしドラクエのラスボスは大抵、最後の最後に登場するので印象が薄く、寧ろ道中のボスの方が記憶に残っている。DQ3のカンダタやバラモス、DQ5のブオーンなど、DQ4のエスタークは物語全体に関わっていて印象的だった。
好みが分かれる武器のスキルによる成長要素

ドラクエといえば転職というイメージがあるが、実は転職要素があるナンバリングは意外と少ない。
本作のキャラ育成は、スキルポイントを獲得して、各キャラクターの扱える武器の種類に割り振り各武器の熟練度を育てる。
筆者の主人公は、槍のスキルをMAXまで伸ばしたが、もし途中でブーメランを使いたくなった場合、新たにブーメランのスキル度を重点的に高める必要があり、後半になるにつれて取返しがつかなくなることもある。
DQ8は現役コンシューマー機での
復刻版がない
ドラクエ8はニンテンドー3DS、携帯端末ではアップルとAndroid のアプリなどで復刻版が発売されているが、PSやニンテンドーのeショップでのアーカイブ販売が無いのは残念。
ニンテンドー3DSは現役ではないし、RPGである為、必然的に長時間遊ぶことを考えると携帯端末はバッテリーの残量や劣化はどうしても気になる。
やはり腰を据えて楽しむなら、現役の家庭用コンシューマー機で遊べないのは痛い。
それらを踏まえてドラゴンクエスト8には
星4を贈ろう
筆者的 に ドラゴンクエスト8の 面白さは シリーズの中 でも 上位 に入っています。キャラクターの デザイン や システム 物語 それらが 高水準 で 表現された 秀作です。
問題点をあげるならば 現役の移植版 がコンシューマー機で存在しないこと DQ11 から入るとグラフィックはどうしても 劣化版 に見えてしまう点でしょうか。しかし世界観は負けていません。