キングオブオープンワールドそれがスカイリム
スカイリムはどんなゲーム ?と聞かれたら最高に面白い 至高のオープンワールドゲームと答える。スカイリム(2011年11月11日 ベセスダ発売)は、中世ヨーロッパ ダークファンタジーを世界観に表現された、架空の国スカイリムを舞台にしたオープンワールドRPGだ。
売上は1,000万本以上の大ヒット、様々なハードで遊ばれて世界中に熱狂的な多くのファンがいる。
筆者もそんな1人だが、最初なプレイした際は、JRPGに慣れていた為に、キャラクター出立ちの濃いさや、洋ゲーの様式に戸惑った。
外国に来た感じというか。
しかし次第に慣れてくると、それらも含めて慣れない世界観を知る探究心が上回り、ドップリとスカイリムにハマった。
スカイリムはどんなゲーム
そのストーリー
国境を越えようとして旅をしていた主人公は帝国軍に捕らえられ護送されていた。馬車に同乗していたのは反乱軍 ストームクローク のリーダー の ウルフリック・ストームクロークと部下である リバーウッドのレイロフ と 馬泥棒の ロリクステッドのロキール。彼らは ヘルゲン と呼ばれる街で降ろされた。
ヘルゲンでは帝国軍の軍人達が囚人たちの公開処刑を行なっていた。
次々に名前を呼ばれる囚人達。ロキールは自分が反乱軍ではないことを訴えたが聞きいられず、逃亡を謀るが、帝国軍の矢によって殺される。
帝国軍の ハドバル は主人公が処刑リストに名前が載っていないことに気がつき何者であるのかを尋る。素性を明かす主人公。しかし処刑されることが決まってしまうのだった。
主人公が処刑が執行される瞬間。ドラゴンが雄たけびをあげて現れた。燃え盛る炎で周囲を破壊するドラゴンに帝国軍が気を取られている隙に囚人たちは一斉に逃げ身を隠した。
主人公はレイロフに助けられ近くの砦内に入ったが、このままでは全員がドラゴンに殺されてしまう為、レイロフ達と一旦別れ逃亡を謀るが、外に出た先にいたのは帝国軍人のハドバルだった。
手違いで処刑されかけた主人公を気遣い、逃亡の協力をしてくれるハドバルは主人公と共にヘルゲンで一番大きい砦のもとへとたどり着いたが、そこに現れたのはレイロフだった。
レイロフとハドバルは知り合いのようで言い争いを始め、お互いが主人公へ自分に着いてくるように言うのだった。主人公は帝国に着いて行くか、反乱軍 ストームクローク に着いて行くか迫られるのだった。
スカイリムの楽しい・面白い点・魅力
- 作り込まれた美しいオープンワールドの世界
- ゲームの中で生きているキャラクター達
- 様々なスキルの獲得
- 縛る物は何もない自由に生きろ
作り込まれた美しいオープンワールドの世界
タムリエルという大陸の地名の一つ「スカイリム」が物語の舞台になる。様々な種族が暮らし、国や文化を作り、人々は職業を持ち、家族を形成していたりと、そこに暮らす人、教育機関で学ぶ人、国同士の同盟や争いがある。
時の流れと共に、バラエティに富んだ各地の景観や風土が表現されていて、スカイリムは、一つのシュミレーション世界を構築している。
彼方に見えるや山も実際に頂上に登ることができほぼ全ての場所に行くことができる。
何気なく置かれている書物にさえ、壮大な物語が綴られており、竜戦争(著者トルハル・ビョリック)、オブリビオンの動乱(著者プラキス・サーコルム インペリアルの歴史家)はじめ作中の名作小説が刊行されている。スカイリムの圧倒的な密度に驚かされるだろう。
ゲームの中で生きているキャラクター達
スカイリムに暮らす様々な種族や住人はNPCであっても命を吹き込まれてゲームの中で生きていて、声を発声して会話もできるし、殴ったり、物を盗めば、争いになる、殺してしまったら、その人物はスカイリムの世界から存在しなくなる。
人を殺せば村や街、国レベルで紛争が起こる。
帝国軍、反乱軍のストームクローク、新興宗教のタロス信仰、盗賊ギルドなどの組織に属するものや、
恋に悩むキャラクター、商いを営む兄弟、夜に酒場に集まる陽気なキャラなど様々な役割を担って生きている。
人々とプレイヤーが関わる事で関係性が変化する。
様々なスキルの獲得
スカイリムの世界ではプレイヤーの行う行動が全て経験として蓄積され、18種類のスキルを習得することができる。各スキルアップに応じてperkと呼ばれる特殊技能を獲得できる。
スカイリムのプレイキャラクターは左右の手に武器と縦や魔法などを好みに合わせて持たせることができ、武器のスキルを上げれば強力な一撃を見舞ったり、誰にも気が付かれないように暗殺や隠密行動を行ったり
住民と会話んすることで、話術を磨いて、商いや交渉ごとを有利に進めることができる。
縛る物は何もない自由に生きろ
この世界でのプレイヤーの目的はドラゴンを倒すことだがしかし、自由に気ままに冒険できることがスカイリムの醍醐味。
ウインターホールド大学で呪文を学んだり、スカイリムを収める帝国軍に加わり国の秩序維持の為に戦うのもいい。
反乱軍の一員となりスカイリムの独立を目指すのもいい。
どちらにも加わらず、世界中を冒険してマンモスや巨人などを狩りながらサブクエストを攻略する旅をするのもいい。
マイホームを建てて好きなようにDIYするもよし、結婚をするのもよい。(子供は持てない)
スカイリムの
面白くない・つまらない点
- キャラクターが不細工
- ドラゴンが雑魚すぎ
- いまいちストリートがわからない
- 取り返しのつかない要素
キャラクターが不細工
洋ゲーにありがちなパターンだが、特に女性キャラクターが不細工。不細工といえば語弊があるが、全体的に顔の作りがゴツい、顔が濃いく、バラエティに富んでいない。
何らかのパッチで顔を変換することができるそうだが、デフォルトの容姿は雑と言わざるおえない。
ドラゴンが雑魚すぎ
最初の方こそドラゴンが出てくると緊張感があったが、キャラクターが強くなると、簡単に倒せる為、まったく希少性も倒す喜びも無い。
いまいちストーリーがわからない
もともとストーリーがあってないようなものなので、ストーリーを追いたい人には、何を伝えたいのか分かりづらいだろう。
取り返しのつかない要素
NPCなど殺してしまうと、存在しなくなるため、手違いや出来心で取り返しのつかない事態に陥りることがある。筆者は遭遇していないが、バグが多いとも言われている、そうなると強制リセットは必須だろう。
それらを踏まえてスカイリムには
星4.5を贈ろう
豊かな世界観という視点で見たら、スカイリムの方に軍配が上がると思います。(フォールアウトシリーズは個性的なキャラクターが豊か)
PS5 はじめハードの性能も格段に上がってきて、続編の話は2021年まだ聞こえてきませんが、売上的にも開発を期待する価値はあると思いますし、開発されれば更に表現の幅は広がるでしょうし、ハードの性能の恩恵を反映しやすいジャンルとも言えます。
この唯一無二のディープな世界観を磨きあげて欲しいですね。