SFC発売時のローンチタイトルのスーパーマリオワールド
スーパーマリオワールドの面白さ とは、テレビゲームの黎明期、1990年の11月21日にスーパーファミコン(以下SFC)と同時に発売された任天堂の看板作品で宮本茂氏らが中心となって開発された伝説のマリオブラザーズの後継作として発売された本作は、ファミコンでは表現出来なかった色域のカラフルな彩りのグラフィックや初登場のヨッシー、多彩な音色を奏でる強化されたBGM等パワーアップして多くの子供達を夢中にさせた。
スーパーマリオワールドの
面白さとは そのストーリー
キノコワールドの平和を取り戻したマリオとルイージの2人は、 ピーチ姫とゆっくりバカンスを楽しむために、
はるか南の不思議な島国
「恐竜ランド」のヨースター島へと旅立ちました。 ところが島に着いて間もなく、ピーチ姫が突然姿を消してしまったのです。 必死で島中を探し回る2人は、
やがて島のはずれて不思議な卵を発見します。
じっと見つめる2人の前で、卵の中から出てきたのは奇妙な姿のドラゴンでした。
「ヨッシー」と名乗るそのドラゴンは、マリオたちに話しかけました。 「最近この恐竜ランドにカメの姿をした化け物が現れて、
魔法でボクの仲間たちを卵の中に閉じ込めてしまったんです。 ポクは仲間を助けにいこうとしたんですが、やつらはとても強くて、
結局ボクまで魔法をかけられてしまいました…・・・・・。
お願いです、ボクといっしょに仲間を助けにいってくれませんか?」
何ということでしょう。
大魔王クッパは全然こりていないようです。
きっとピーチ姫はクッパの手下にさらわれたのでしょう。 こうして2人は、ヨッシーの仲間とビーチ姫を助けるために、新たな目険を始めることになったのです。
スーパーマリオワールドの
面白い・楽しい点
- 美しいグラフィックと音楽
- 多彩なステージ
- 進化したアクション
美しいグラフィックと音楽
スーパーマリオワールドは、SFCの性能の一つで、同時に表示できる色数最大256色の洗練されたピクセルアートのグラフィックと冒険を盛り上げるBGMでプレイヤーを楽しませてくれる。
SFCのハードウェアで実行される映像エンジンは、ファミコンの8ビットから進化した16ビットのゲームコンソールでより高度なグラフィックスと音響効果を提供することが可能となった。
そして動作に関わる点でSFCは、スクロール処理、キャラクターの表示、背景の描画など、ゲーム内の映像表示に関連するあらゆる機能が強化されており
キャラクター、障害物、背景を動的に配置することができファミコンでは表現できなかった複雑な動きを実装してプレイヤーにとってより手応えのあるゲームバランスとなっている。
多彩なステージ
本作では、マリオがワールドマップ上で移動する機能も提供されており、プレイヤーが各ステージに進むための経路を示し、新たなステージや今までのシリーズで遊べなかったクリア済みのステージそして隠しエリアなどの発見などが楽しめる。
進化したアクション
本作で初登場したお馴染みのヨッシーは、マリオの相棒として力になってくれる。敵を食べて吐き出す、砂煙を出して敵を蹴散らす他、特定の色の甲羅を食べることで特殊な能力を持つことができ例えば、青い甲羅は空中で飛ぶことができ、赤い甲羅は火を吹くことができる。
これまでのスーパーキノコ、ファイヤーフラワー、スターに加え、今作ではマントが装備できる羽根を使ってマリオは空を飛んだり滑空することができる
ステージでは、垂直駆け上がり、金網にしがみつきパンチ・回転扉を回すなども増えて遊び方も進化している。
ドラゴンコイン、3UPムーン、ヨッシーの翼、パワーバルーン、ボーナスブロック、ブルブルブロックなどのステージ中のアイテムやギミックも本作を多彩に楽しませてくれる要素だ。
スーパーマリオワールドの
面白くない・つまらない点
- 意外と難易度は高い
意外と難易度は高い
横スクロールアクションで一見して簡単そうだが、意外と難易度は高めに設定されている。タイミングの取り方や反射神経を求められるので、難しいと感じてクリアできない人もいるだろう。
しかし任天堂switch 版では難易度は下げられないが、巻き戻し機能があるので何度でも挑戦できるので試して欲しい。
その他、セーブできる場所が決まっている難点など過去にあげられているが、Switch 版ならどこでもセーブが可能なのは嬉しい。
なので比較的、マイナスポイントは少ない作品と言える。
それらを踏まえて
スーパーマリオワールドには
星3.5を贈ろう
発売から何十年か経っても、面白さの本質は変わらず、マリオというジャンルはこの後、マリオカートやRPGそしてマリオパーティーなど拡大して行くきっかけにもなった歴史的な作品ではないでしょうか。