FINAL FANTASY Ⅵ 圧倒的なグラフィックで驚かせた傑作RPG
FF6はシリーズ最高傑作 か?FF6は1994年4月2日当時のスクウェアから発売された。プロデューサー坂口博信、ディレクター北瀬佳範、デザイナー伊藤裕之、音楽 植松伸夫、美術 天野喜孝ら錚々たるメンバーにより制作され、多くのユーザーから最高傑作との呼び声も聞こえる。
人それぞれFFの最高傑作はあり、どれも甲乙付け難く言い切るのは難しいが、筆者的にはFF6かFF7が個人的には世界観を含めて特に印象が強い。
FF6はシリーズ最高傑作?
そのストーリー
すべてを焼きつくした戦いが終わった時、魔法という力が消え去った。
そして千年…
人々は機械を使い世界を蘇らせた。
伝説となった魔法を復活させ、世界を征服しようとする者がいる…
人はまた過ちを繰り返そうとしているのか……。
帝国に魔力を利用するための兵器として利用されていたティナは、冒険家のロックによって救出され反乱軍に加わるのだった。
狂気に取り憑かれた帝国そして将軍ケフカの野望を阻止し世界を救う戦いに立ち上がるのだった。
FF6の面白い・楽しい点
- 芸術的とも言える圧倒的なドットグラフィックと世界観
- 個性豊かなキャラクター
- 安心のFFシステム
- 繰り返し遊びたくなる遊び心
芸術的とも言える圧倒的なドットグラフィックと世界観

FF6のグラフィックは、当時のハードウェアの制約の中で最高峰に美しく表現されている。バトル、フィールド、イベント、ワールドマップ、エフェクトと魔法とドット絵の芸術と言えるほどの魅力的な世界観が描かれている。
個性豊かなキャラクター

安心のFFシステム

戦闘システムはシリーズでお馴染みのアクティブターンバトルや魔法や召喚などFF他作品と共通した部分も多く遊びやすい設計。
キャラクターのジョブチェンジは行えないが、既に設定されているキャラクターの職業に特化した必殺技を習得できる。
魔石と呼ばれる、召喚獣が封入された鉱石を装備することで、魔法の習得やパラメーターのパワーアップなどのキャラクターのカスタマイズが行えるFFらしい安心の面白いシステムとなっている。
繰り返し遊びたくなる遊び心

本作では、魔大陸での有名な隠しイベントや防具ではない、あるアイテムを最強の装備?として装備できる裏技など普通にプレイしていたら気がつかない隠し要素があり、もし見つけられなければ、クリアした後でもう一度遊びたくなる要素も魅力の一つだ。
FF6の面白くない・つまらない点
- ジョブチェンジがない、職業は固定
- ラスボスのネタバレ感
- キャラが多いので好みにより影の薄いキャラクターが発生する
ジョブチェンジがない、職業は固定

FF5ではジョブチェンジがシステム的にもビジュアル的にも好評だった為、本作にもそれを期待する人は残念に感じるかもしれない。本作は職業は固定されているので、キャラの見た目や必殺技は固有の物になる。
ジョブチェンジのようなカスタマイズ性はなく代わりに魔石でキャラクターを成長させていくシステムが採用されている。もちろん魔石のシステムが悪いわけではないが。
ラスボスのネタバレ感
ある程度ゲームを進めていくと、こいつがラスボスだろうなというのが分かりやすい。シンプルでいい面もあるが、ラスボスにサプライズは少ない。
キャラが多いので好みにより影の薄いキャラクターが発生する
本作は14人のキャラクター全員が主人公と呼べるような扱いだが、パーティーに参加できるのは4人。なので必然的に使用キャラに偏りは生じやすい。
人気の無いキャラクターは終盤になるにつれて物語に関わることは少なくなるし思い入れも感じなくなるのはなんだか寂しい。
それらを踏まえてFF6には
星5を贈ろう
未プレイのユーザーもこの機会に遊んでみることをオススメします。Switch のリマスターダウンロード版や各種スマホのゲームアプリでも対応しているのでSFC時代よりもドット絵も綺麗になって敷居も低いと思います。
リメイク化にも期待したいですね。