ドラゴンズドグマは面白い のかつまらないのか、について。ドラゴンズドグマは2012年5月24日にカプコンから発売されたオープンワールドアクションゲーム。プロデューサー小林裕幸氏、ディレクター伊津野英昭氏、アートディレクター イケノ氏らを中心に開発された。
カプコンといえば、ストリートファイターやバイオハザード、モンハンなどのシリーズ物のリリースが多くの割合を占めるなか、本作は全くの新作として発売された意欲作。
日本のメーカーが苦手?とするイメージのあるジャンル、オープンワールドという点も注目の作品。
ドラゴンズドグマは面白い
そのストーリー
突如、村に現れたドラゴンによって心臓を奪われた死んだ主人公は、ドラゴンを倒す宿命を課せられた“覚者(かくしゃ)”として蘇った。
覚者とは?ドラゴンとは?ポーンという従者を従えて主人公は旅に出るのだった。旅では様々な人との出会いや依頼、そして魔物が待ち受ける。
ドラゴンズドグマの面白い・楽しい点
- キャラクターメイクが楽しい
- 他のプレイヤーが作ったキャラクターを仲間にできるポーンシステム
- 武器やジョブチェンジなどの組合せ、戦略が面白い
キャラクターメイクが楽しい
本作は、主人公と従者のポーンのキャラクターメイクができる。キャラメイクが出来ることじたいは目新しくはないが、やはりキャラクターを自分でデザインできるのは愛着が湧くものだ。
本作は、幅広い設定が可能で、異様に頭の大きいキャラクターや、マッチ棒のような細い体、ジャバ・ザ・ハットのような太いキャラ、ピッコロ大魔王のような肌など滅茶苦茶なデザインができるので、真剣に考えるも良いし、笑いに走ることも可能だ。
他のプレイヤーが作ったキャラクターを仲間にできるポーンシステム
他のプレイヤーが作成したポーンを、ゲーム中のリムという石からネットにアクセスして、自分のパーティーに2名まで加えることができる。
自分の作ったキャラクターも同様に他のプレイヤーが仲間にしていることも考えられる。
戦略的にパーティーを組むのも良いし、かっこいいキャラクターや可愛いキャラクターなど見て目で構成するも良い。気軽にパーティーは組み変えるかとができるので、仲間に加えよう。
ポーンは道中、様々な助言や言葉をかけてくれ、ゲーム中でも孤独は感じることはない。
武器やジョブチェンジなどの
組合せ、戦略が面白い
主人公と自身のポーンはジョブチェンジができる。当然、ジョブ毎に武器や防具があり、新しく入手したり、手持ちの武器をグレードアップできる。そして道で入手できる植物や骨などを調合して回復アイテムや戦闘に役立つアイテムを作ることができ、攻撃力、魔法攻撃力、防御力、魔法防御力など強化したりと戦略の幅が広い。
ドラゴンズドグマの
つまらない・面白くない点
- メインストーリーの進行がわかりにくい
- オープンワールドの世界とインターフェースが中途半端
- ファストトラベルが無い
メインストーリーの進行がわかりにくい
本作は、メインストーリーはあるものの、あまり魅力的とは言えない、メインストーリーを追っていく導線もわかりにくいので、何をしたらいいのか分かり辛く感じた。
様々な住人からサブクエストの依頼もたくさんあるが、それらの受注の演出は質素なもので、クリアしても達成感をあまり感じなかった。
中には敵が強すぎて放棄するしかないものも最初からある。
オープンワールドの世界と
インターフェースが中途半端
オープンワールドを謳っているが、海外のオープンワールドに比べると規模は狭く、景色は変化に乏しく、オープンワールド上のイベントもスカスカ。
アクションの戦闘は単調で、モンスターのデザインもイマイチ。目的地に行くマップの見にくさ、操作性などのインターフェースの面でも不便を感じる。ゲーム自体の中途半端感は否めない。
ファストトラベルが無い
オープンワールドゲームで無いと困るファストトラベル。これが全く無い。例えばお金を払って馬車で移動することはおろか、馬など自身で操作して移動することもできない。
移動手段は徒歩、走るのみ、走るのは体力ゲージがあり、すぐ疲れて使い物にならない。オープンワールドは広くは無いが、結果的には移動時間は広大なオープンワールド並、これは苦行でしかない。
それらを踏まえて
ドラゴンズドグマには
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当時は、とても面白かったのですが、その後様々なオープンワールドが発売されて、改めてプレイし直し、比較すると移動や戦闘など厳しいなと思う面もありました。しかしドラゴンズオブドグマ2が発売されるということなので、どのように進化しているのか期待したいと思います。