SRPGの人気シリーズ、
ファイアーエンブレム
風花雪月はつまらない? ファイアーエンブレムシリーズの中でも特に人気のある本作。
SRPGの人気シリーズ、ファイアーエンブレム。任天堂イコール子供向け、ライトユーザー層というイメージを覆す、歯応えのあるゲームがファイアーエンブレムシリーズだ。
これまで筆者は、スーファミ版の「聖戦の系譜」のみプレイしたのだが、その感想は、敵の攻撃力も高く、一度でも仲間が死ぬと生き返らない、非常にシビアで緊張感のあるゲームで、人によっては面白くないかもしれないが
風花雪月は(2019年7月26日発売)難易度の選択、戦闘で死んだ仲間の復活の有無なども選択でき、ライトユーザーでも遊びやすい仕様となっていて、学園ライフでキャラクター達との親密度を深めながら、幾つもの選択肢からプレイヤー自身がキャラクター達の運命を担っていく興味深いゲームに仕上がっていて、筆者もお気に入りのゲームだ。
ファイアーエンブレム
風花雪月のストーリー
士官学校の教師として担任する学級を選び、生徒たちを育て導いていく第一部。
そして士官学校での日々から五年後、三国が相争う戦争を、三国それぞれの立場で描く第二部。
激動の時代を生きる若者たちの成長と共に、フォドラ全土を巻き込む戦乱のきっかけから結末までを、二部構成の物語として描く。
(公式サイトから引用)
風花雪月の面白い・楽しい点
- マルチエンディング
- 魅力的なキャラクター達との親密度
- やりごたえのある戦闘
- 儚い物語
マルチエンディング
本作では、主人公がガルグマク修道院の先生として3つの学級から担当を選ぶことで、エンディングに影響を与える。
黒鷲のエーデルガルト、青獅子のディミトリ、金鹿のクロード、それぞれの学級を指導することで最終的に4つのエンディングが用意されている。
さらにキャラクター間の親密度に応じて後日談も変化し、結婚イベントなども含め多彩な組み合わせが楽しめる。学園生活のやることも多く、長く遊べる内容になっている。
魅力的なキャラクターとの交流
3つの学級だけでも各8人の生徒、合計24名。後に仲間になる教師や傭兵、分岐後の世界線で仲間になる人物を合わせると、30名以上のキャラクターが登場する。
学級によって育成や親密度が変わるが、気に入ったキャラクターはスカウトで引き入れることも可能だ。
お茶会や落とし物、料理や格闘技大会、プレゼントなど、学園内のアクティビティを通じて交流を楽しめる。
戦闘では得意な戦法や武器に合わせて育成でき、仲間同士の支援で主人公だけでなく生徒間の親密度も変化し、支援会話のエピソードが展開される。
この育成要素はエンディング後の後日談にも影響し、個性的なキャラクターが多いので、きっと気に入るキャラが見つかるはずだ。
筆者は天然キャラのベルナデッタ、おっとりしたメルセデス、しっかり者のイングリット、クールなシャミアが特にお気に入りだ。
戦闘のやりごたえ
SRPG方式なので、プレイヤーの個性が戦闘に現れやすい。
コツコツと敵を誘き出し、少しずつ追い詰めるも良い。
仲間のキャラクターの育て、ペガサスナイトやホーリーナイト、ボウナイトなど、機動力を活かした兵種に変更して戦闘を掻き乱すのも良い。好みの戦い方やキャラクターの育て方で戦える。
どんな武器を持たせるかの戦略性も高い。
儚い物語
本作は、第一部の学園生活と第二部の戦争編が主な構成となる。
第一部は学級の壁を超えて、沢山のキャラクターと交流ができるが、第二部では敵となって己の正義をかけた殺し合いが展開される。
しかし、どちらかが正義や悪というわけではない。
そんな儚い物語が展開される。
風花雪月は
つまらない・面白くない点
- 周回しないプレイヤーとのプレイ体験が異なる
- キャラの成長の道筋がわかりづらい
- フルボイスは嬉しいが喋る速度が遅くカットシートや動きが単調
- アイテム管理のインターフェースは使いにくい
周回しないプレイヤーとの
プレイ体験が異なる
マルチエンディングにより、長く楽しめるのが魅力の本作だが、周回しないプレイヤーには、選んだ選択によって魅力を感じないエンディングを迎える可能性もあり、それによって体験に格差が生じることもある。
筆者はエーデルガルト編を楽しんだが、ネットではディミトリ編が特に評判が高いそうだ。1周目でお腹いっぱいだった筆者は、2周目を遊ぶ気力はなかったので、他のプレイヤーの YouTube 動画を見返すにとどまった。
正解を求めるプレイヤーには、マルチエンディングは、製作者や脚本家が本当は何を魅せたいのかモヤモヤする方法でもある。
キャラクター成長の道筋がわかりづらい
キャラクターを強くして戦闘で活躍することもこのゲームの目的の一つだが、
どのように鍛えて兵種(職業)をランクアップして進んで行くかの道筋が示されていない。
講義で能力を磨く際も、闇雲に得意な分野だけを育てていると、最上級まで進めず行き詰まってしまうことも珍しくない。
育成の過程でホーリーナイトなどの道筋が近ければ、どれを鍛えていけばホーリーナイトになれるかのガイドがあれば良かった。
とは言え、最上級が最も強いわけでもなく、上級の方が強かったりすることもあり、クリアに支障があるわけではない。
どちらかと言うと、一周目ではわかりづらく、さらに満足感を得たければ周回が前提の仕様となっている。
フルボイスは嬉しいが喋る速度が遅く
カットシートや動きが単調
筆者はクリアまで60時間くらいかかったが、その大半はフルボイスを聞いていた時間だったとも言える。
テキパキと喋る感じではなく、喋るスピードは比較的ゆったりとしており、カットシートもバストアップと顔の表面のみでバリエーションに乏しく、後半になってくると飽きて飛ばすことも増えた。
もう少し早く喋ってくれる機能か、動きをつけてくれれば良かったのだが。
それらを踏まえて
ファイアーエンブレム風花雪月には、
星4を贈ろう
風花雪月は、ファイアーエンブレムの中でも人気の高い作品です。戦記物の醍醐味である、戦地での人との出会いや、悲しい別れなどの濃い人間ドラマが楽しめる本作。
何度も周回するプレイヤーがいるのも頷けます。
筆者はエーデルガルトを伴侶に選びましたが、途中メルセデス、シャミア、イングリットにも心が揺れました。そんな中、第1部では、おバカキャラと思い込んでいたベルナデッタですが、彼女が成長した2部では、彼女の可愛らしさに気がつき、誰との関係を強化していこうかという嬉しい悩みもありました。
しかし周回をしなくても、YouTube 動画で他のプレイヤーの結末も見られますので、周回が辛いプレイヤーにも本作は、おすすめです!















