INSIDEの謎 と不思議な魅力
INSIDEは面白い 筆者は Nintendo Switch 版を初めてプレイした。(2016年6月29日にPlaydeadから発売 英国アカデミー賞 ゲーム部門 ゲームデザイン賞 を 受賞)
ひたすら横に進んで 森から 廃墟から 実験施設を 潜り抜け どこかを目指す。
敵を殴るでもなく 踏みつけるわけでもなく ましてや 武器 を使って 殺すわけでもない 隠れたり ボタン を押して 装置 を動かして 進み続ける シンプルな内容。
しかしこれだけ シンプル な ゲーム をよく 面白く できたな と感心しつつ スタイリッシュ な 映像に魅入らされる。
INSIDEは面白い そのストーリー
薄暗い 森の中から 1人の少年 が現れる。少年はある 組織 から追われているようだ。組織から 逃げ延びた 先に辿り着いた 研究所 のような場所は 人間を培養 して 意識のない操り人間 として 実験の道具 にしていた。少年を追っている組織はその研究所から 派遣 されていたようだ。
少年はもしかしたら、その研究所を目指してやってきたのかもしれない。
追手を掻い潜り、研究所の様々なエリアを突破し少年がひたすらに進む先に何が待ち受けるのだろうか。
INSIDE の面白い点
- シンプルなゲーム性
- 芸術的なモノクロームな世界観のグラフィック
- 人によって解釈がかわるミステリアスな物語
シンプルなゲーム性
このゲームは会話やコミュニケーションはおろか派手な音楽もほぼ無い、ただひたすら少年が何かから逃げている様子が描かれる横スクロールゲーム。
敵との戦闘など従来の横スクロールゲームのようなアクション性はあまりなく、基本的なジャンプや物を持ったり押したりするだけで、
ゲームを進行する上で基本的なギミックは、それらの操作を駆使してのパズル的な謎解きだ。単純なゲーム性だが不思議と引き込まれ感情移入する魅力があった。
芸術的なモノクロームな世界観の
グラフィック
芸術性とデザイン性の高いグラフィックがプレイヤーの感性を刺激する。
中でも光の表現は素晴らしい。モノクロームで少ない色使いの世界観が、引き算の美しさを演出し、心の中にスッと入ってくる魅力がある。
ゲームの美しさは、開発金額ではないと気がつかせてくれる素晴らしい世界観。
人によって解釈が変わるミステリアスな物語
筆者の解釈は、未来の空想の世界、科学技術は進歩し、人は科学的に生命を作り出すことができる。魂のない培養された人体は、実験の道具や労働者として重宝されていた。機械のロボットよりもはるかに簡単で取り扱いしやすい。
INSIDE 面白くない・つまらない点
- 物語が意味不明
- ヒントが少ない
物語が意味不明
話は逸れるが、進撃の巨人で最後の解釈を読者に委ねる終わり方は、正解が無いだけに、スッキリしないモヤモヤだけが残りやすい。
ファンは議論が白熱して盛り上がれるのは良いかもしれないが、
しかし、白黒ハッキリとしたい人にとっては、作品が未完結で終わったような物で、それはINSIDE にも当てはまる。
ネットを調べれば様々な考察を閲覧できるが、真実はわからない。
消費者としてお金と時間を差し出したならきちんと終わって欲しいと思う人もいるだろう。
ヒントが少ない
本作は何も語らない(ワンダと巨像も同様) 物語はおろか ゲームの進行上 何もヒントは得られない 究極のミニマムな世界観。それを良いと思う人もいるし、不親切と受け止める人もいる。
それらを踏まえて INSIDE には
星3を贈ろう
本作はスマホのアプリや各種コンシューマー機など様々なプラットフォームで低価格で遊ぶことができます。
隙間時間に遊ぶには最適ですし、一気にクリアすることも可能です。価格以上の価値を提供してくれるでしょう。