ウォーキングデッドを
テーマにしたアドベンチャー
ウォーキングデッドは面白い のかつまらないのか? 結論としては、ウォーキングデッド好きなら遊んでみれば ウォーキングデッドは面白い 作品だと思う。
ウォーキングデッドはアメリカのドラマシリーズとして2010年より公開されているゾンビ物作品として人気のシリーズ。
本作は、ドラマシリーズとは別の人物を主役にゲームオリジナルの物語で選択肢によってキャラクター達の命運の変化を楽しめるシネマティックホラーアドベンチャー作品だ。(発売:サイバーフロント 発売日:2013年12月5日)
ウォーキングデッドは面白い
そのストーリー
リーは浮気をした妻殺しの罪で刑務所に移送中だった。
口数の多い警官の話を聞き流しながら、道中で騒々しい警察のヘリ、パトカーとすれ違う、ただならぬ様子を感じていた。
その瞬間
話に夢中になっていた警官は、道路を横切る人影に気が付かず轢いてしまうのだった。
咄嗟にハンドルを切ったが、パトカーは崖に転落、リーは何とか脱出するも即死した警官を発見するのだった。
警官から手錠の鍵を調達しようと手を伸ばしたその時、ゾンビ化した警官が襲いかかる。
警官を必死で倒し、ある家に助けを求め逃げるのだが、またもやウォーカーと呼ばれるゾンビに襲われるも何者かに助けられるのであった。
その家で出会ったのが両親の帰りを1人で待つクレメンタインという女の子だった。
リーは、異様な街の雰囲気を感じ取り、安全な場所へクレメンタインを連れて移動することにしたのだが、これが悲しい壮絶な旅の始まりになるとは思わなかった。
ウォーキングデッドの
面白い・楽しい点
- ゲームオリジナルのキャラクター達
- 難しい要素が無く遊びやすい
- 選択肢によって命運が変わる
ゲームオリジナルのキャラクター達
難しく要素がなく遊びやすい
本作ではアニメーションの間で最小限のアクションや推理要素を織り混ぜながら、初心者でも直感的に遊びやすいゲームになっている。
難しい言葉や操作方法を覚える必要はない。5本のエピソード形式で区切りをつけやすいのも嬉しい。ウォーキングデッドは面白い 点だろう。
- エピソード1:新たな夜明け
- エピソード2:飢えとの戦い
- エピソード3:遠き道のり
- エピソード4:追い詰められて
- エピソード5:タイムリミット
選択肢によって命運が変わる
ゾンビ達が彷徨う町で生き抜く為、人々は各々の倫理観と方法で生き抜くが、時に生死を分ける選択を迫られる。
誰を助けるか、自分の安全を優先するか、どのような正義感で判断を下すのかで、どのキャラクターが生き残るのかはプレイヤー次第である。
ウォーキングデッドの
面白くない・つまらない点
- ダッシュやジャンプなどアクション性に乏しい
- 主人公以外の脇役達が役立たず
- 物語は千差万別に変化しない
ダッシュやジャンプなど
アクション性に乏しい
アドベンチャーゲームではあるが、状況によっては、探索要素もある。基本的に探索は徒歩、ダッシュや段差を登る、ジャンプするなどがない為、ストレスが溜まる仕様となっている。
主人公以外の脇役達が役立たず
主人公は問題解決の為に、あれこれと奮闘するのだが、脇役達は基本的に何もしないし、文句を言ってばかりで険悪な雰囲気になることが多く、感情移入できる好感度の高いキャラクターがいない。
個人的にはケニーは気象が激しく自己中心的で他人任せで好かない。
物語は千差万別に変化しない
ストーリーの中で迫られる選択肢によって、命運が変わるのだが、結局は死ぬキャラクターは何処かで死ぬ運命だし、途中の変化はあるがゴールは同じ一本道。
これではやり込み要素はあまり無い。デトロイトビカムアヒューマンのように大きな変化が設定されていたら更に評価は高かっただろう。
それらを踏まえて
ウォーキングデッドには
星3を贈ろう
デトロイトビカムアヒューマンのような、選択肢でシナリオが変化する要素で
実に名作の美味しいとこどりのようなゲームですが、シナリオが変化する点については、物足りなさを感じる作品となりました。
何度やっても結局は同じならやり込む目的もないように感じますし、一回遊べば十分かなと、しかしウォーキングデッドが好きなユーザーは物語は面白いのでぜひ一度遊んでみることをオススメします。ウォーキングデッドは面白い と感じるでしょう。