パズル式横スクロールアクション LIMBO
LIMBOとINSIDEどいらが面白い のかについての考察。
LIMBOは、デンマークのPlaydeadが開発。2010年7月にXbox 360用にXbox Liveでリリースされその後、様々なプラットフォームで提供され VGMXアワードベストインディーゲームを受賞するなど、その世界観は多くの人を魅了している。
どちらもプレイしてみた筆者の結論は INSIDE の方が遊びやすく面白いと感じた。決してLIMBOが悪いというわけではないが、その理由を見ていこう。
LIMBOとINSIDEどいらが面白い のかそのストーリー
運命に逆らい、妹を探して地獄の底 LIMBO の世界に足を踏み入れた少年。
不可思議で邪悪な世界に迷い込んだ少年に待ち受けるハエや蜘蛛や寄生虫などのモンスターや狂人達、残酷な罠を潜り抜けた先に妹を見つけることができるのか。
LIMBOとINSIDEどいらが面白いLIMBOの面白い・楽しい点
- シンプルな操作性
- 過度な演出のない没入度の高い世界観
- 死にゲー要素のある難易度
シンプルな操作性
本作はINSIDEと同様に横スクロールでゴールを目指して進んで行けば目的地へ辿り着く。シンプルでそれほど多くのボタン操作を必要としない内容で解説書を読まなくても遊んでいるうちに分かる操作方法だ。
道中に立ちはだかる仕掛けやアトラクションも基本的には難しいボタン、コマンド操作はないのが良い。(謎解きやタイミングなど難しい点はあるが)
過度な演出のない没入度の高い世界観
ティムバートン監督のアニメーションの世界観にも通じる、ダークで静寂な世界では、派手な効果音やBGMがない、外界の音を遮断してじっくり目と耳を傾けたくなる魅力的な世界がデザインされている。
死にゲー要素のある難易度
シンプルで遊びやすく、魅力的な世界観だが、一瞬でも油断したり仕掛けの解除に手間取ると、残酷な死が待っている。
見た目以上に難易度は高く、何度もトライアンドエラーを繰り返す仕様になっていて、高難易度をやり甲斐にしているユーザーの期待にも応えてくれるだろう。
LIMBOの面白くない・つまらない点
- 同系統のINSIDEと比べて分かりづらい
- 死にゲーが苦手な人には辛い
同系統のINSIDEと比べて分かりづらい
本作は、白黒のモノクロのみで描かれている為、スタイリッシュではあるが、視認性に問題があり、Switchの携帯バージョンなどモニターによってはカラーのゲームよりも映り込みが気になることも。
見やすいという意味でもINSIDE の方が遊びやすいと言えるだろう。
死にゲーが苦手な人には辛い
INSIDE とLIMBOの最も大きな違いは、死にゲー要素だ。前者はよりアドベンチャー的な要素が多く何度もやり直すような内容ではない。
インディーゲームというポジション的にユーザー層はライトユーザーか?
ライトユーザーが暇な時に楽しく遊びたいなら、INSIDE の方が有意義な時間を過ごせるのではないだろうか。
それらを踏まえて LIMBO には
星2.5を贈ろう
ゲームとして難易度を求める方には LIMBO が手軽に始められるのでオススメできます。筆者としては死にゲーよりも世界観を堪能できる INSIDE が好みでした。どちらも世界観は素晴らしいので当記事を参考に好みに合わせて遊んでみてはいかがでしょうか。