ストⅡ旋風 日本から世界へ
ストリートファイター2は社会現象 を起こした格闘技ゲームの礎を築いた作品としてカプコンから1991年にアーケードで1992年にスーパーファミコンで登場。プロデューサーに岡本吉起氏、西谷亮氏、安田朗氏(アキマン)らが中心になりカプコンの黄金時代を担う人材が携わって作られ、ストリートファイター2は(以下文章中:スト2)その後のカプコンの格闘技ゲームの基となる作品となった。今では世界大会が開かれるほどのメジャーな作品に成長。本記事ではストリートファイター2シリーズの魅力を紹介する。
ストリートファイター2の
楽しい・面白い点
- キャラクターが魅力的
- コマンド技入力によるスキル向上
- 沢山の派生作品を生み出しブラッシュアップされている
ストⅡキャラクターが魅力的
- リュウ
- ケン
- ガイル
- 春麗
- ブランカ
- E本田
- ザンギエフ
- ダルシム
イラストレーターのアキマン氏らが生み出したリュウやケン、ダルシム、春麗、ガイル、エドモンド本田、ブランカなどは、当時からマリオなどの他の有名ゲームキャラクターのように完成の域に達していた。今なお、シリーズの現役メインキャラクターとして君臨していることからも明らかだ。
因みに、実写風のストリートファイターリアルバトルオンフィルムやポリゴン化のストリートファイターEXなど個人的に微妙な作品もあり、キャラデザは大事だなと実感。
コマンド技入力によるスキル向上

アーケードのスティックコントローラとキックとパンチ大中小の攻撃の六つのボタンを駆使して、波動拳↓↘︎→パンチやソニックブーム←→パンチなどを繰り出す戦いは革新的でいまだにそれらは引き継がれ、様々なゲームも追随している。当時から既に完成していたスタイルでプレイヤー達は切磋琢磨して技を磨き合っていた。
沢山の派生作品を生み出し
ブラッシュアップされている
- スト2ダッシュ
- スト2ダッシュターボ
- スト2スーパー
- スト2スーパーX
スト2を皮切りにダッシュ、ターボ、スーパーなどスト2を系譜にした多くの作品がリリースされていて、新キャラや新しい技の導入などどれも、面白い仕上がりになっている。岡本吉樹氏のYouTube動画からも当時のカプコンの開発陣の試行錯誤が窺える。
ストリートファイター2の
面白くない・つまらない点
- 今遊ぶと物足りないかもしれない
- ゲームセンターの減少
今遊ぶと物足りないかもしれない

ストリートファイターシリーズはワンから始まりスト2で一気に普及しスト2ターボ、ストゼロなど様々な派生作品を生み出し最新作の6に至る。やはり最新作あたりしか知らないユーザーにはグラフィックやシステムは古臭く感じるかもしれない。
ゲームセンターの減少

スト2に限ったことではないが、格闘技ゲームはゲームセンターから火がついて広まった。今現在はネット対戦はあるものの(ネット対戦は現在は、ほぼ上級者ばかり)ゲームセンターで遊ぶ格闘技ゲームは最高のコミュニケーション体験でありネットでは体験できないものだ。
近年ゲームセンターは減少傾向にあり、大型のゲームセンターはアミューズメント施設として様変わりしアーケードゲームは隅に追いやられている現状は悲しい。
それらを踏まえて
ストリートファイター2シリーズ
には星4を贈ろう
現在の最新のストリートファイターシリーズも人気で進化した格闘ゲームですが、やはり元祖というべきスト2の功績は評価すべきだと思います。
現在も採用されているコマンドシステムは、当時から完成の域だったと言っても過言ではない。波動拳、昇竜拳など当時から遊んでいるプレイヤーは最新版を遊んだことがなくても、今だに自然と手に馴染んでいて、繰り出せるのではないだろうか。
逆に最新作しか知らないユーザーにも遊んでみると楽しいかもしれないですよ。